打身骨抜即席御りやう治

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メタデータ / Metadata
資料番号
II-01-013

サブコレクション
石本コレクションII

内容分類
災害

資料分類
かわら版

年月日
安政2年10月2日

印刷分類
墨一色

備考
同資料:I-05-039, I-05-067

資料解説
料理屋の引札をもじった摺り物。むき身が「打身」、即席御料理が「即席御りやう治(御療治)」、仕出しが「火出し」、鰻飯が「市地うなんき(市中難儀)めし」、どじょう汁が「どうせう(どうしよう)汁」など、もじりづくしになっている。「御披露」として述べられている口上の内容は、地震について伝えるというよりは、料理屋の引札をいかにもじるか、ということに主眼が置かれているように思われる。看板の行灯に見られる「なまず大かばやき(鯰大家破焼)」は、他の安政地震関係の摺り物にも、よく見られるもじりである。この摺り物は数多く摺られたらしく、石本巳四雄コレクションの中にも、ここ掲げたものの他に、墨摺りで版の異なるものと、色摺りのものの三種が確認できる。【湯浅淑子】

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