聞書東海道南海道国々大地震大つなミ
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メタデータ / Metadata
- 資料番号
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I-05-016
- サブコレクション
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石本コレクションI
- 内容分類
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災害
- 資料分類
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かわら版
- 年月日
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嘉永7年11月
- 印刷分類
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木版(墨一色)
- 縦×横(cm)
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36×48.5
- 別タイトル
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東海道南海道国々大地震大つなみ
- 備考
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同資料:II-02-015
- 資料解説
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このかわら版には大坂での被害状況が記されておらず、下段末に他の地域での被害については大坂と同様であると記されていることから、大坂で板行されたかわら版と考える。また、文末には早飛脚で伝わってきた内容であると記されており、地震と津波で被災した直後の大坂において、他の地域での被害に関する速報性の高い情報が求められていた様子が窺える。一方、表題には「国々」とあるものの、実際に記されているのは現在の三重県・和歌山県・兵庫県・大阪府堺市での被害状況のみであり、必ずしも被災地全域について記されているわけではない。その理由として、地震発生直後の時点では、地震と津波による被害のために東海道が寸断されており、被害情報の収集範囲が限られていた状況が挙げられる。なお、右欄外に「本しらべ」と記すことによって、記述内容の確証性を強調しており、他のかわら版との競争の中で出された商品としての意味合いも強いであろう。【西山昭仁】
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