Die Freiheit der Wissenschaft im modernen Staat : Rede gehalten in der dritten allgemeinen Sitzung der fünfzigsten Versammlung deutscher Naturforscher und Aerzte zu München am 22. September 1877 / von Rudolf Virchow.

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メタデータ / Metadata
書名よみ
Die Freiheit der Wissenschaft im modernen Staat : Rede gehalten in der dritten allgemeinen Sitzung der fünfzigsten Versammlung deutscher Naturforscher und Aerzte zu München am 22. September 1877 / von Rudolf Virchow.

書誌情報
Berlin : Wiegandt, Hempel & Parey, 1877. 32 p. ; 25 cm.

請求記号
鴎T000:101

画像
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内容記述
ルードルフ・ウィルヒョウ『近代国家における学問の自由』。 副題によると、1877年9月22日に行われた講演録。エルンスト・ヘッケルがミュンヘンの学会で行った講演に対し、その4日後に反論した講演の記録である。ヘッケルの進化論を人文科学にまで拡大する旨の講演に対し、ウィルヒョウはそうした拡大解釈に警鐘を鳴らし、自然科学における思弁的傾向と研究により証明された事実を厳密に区別することを説く。鴎外は “Ideensplitter” (「想片」)に「日本大学ヲFreiheitノStätteト為ス(コト)独逸ノ如クシ」と記しているが、鴎外の「学問の自由」概念は留学中にウィルヒョウやヘッケルの論争を追うことにより培われたといえる。 鴎外が1888年5月にウィルヒョウを訪問し、「日本家屋論」の閲読を依頼している。『独逸日記』には「今白面の一書生来りて拙陋なる著作の閲を請へるに、ヰルヒヨウ乃ち喜び迓《むか》へて数刻の閑談あり、遂に稿本を留めしめ、一閲の後人類学会 Anthropologische Gesellschaftに送り、印刷せしめんと約す。」と書かれている。(河)
関連作品: “Ideensplitter” [想片](全集38巻)
関連作品: “Eindrücke” [感想](全集38巻)
関連作品: 『独逸日記』(全集34巻)
参考文献: 清田文武『鴎外文芸の研究』青年期篇,有精堂出版,1991年
参考文献: 川喜田愛郎『近代医学の史的基盤』岩波書店,1977年

区分
洋書