抽齋歿後(チュウサイ ボツゴ) . [写本]
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メタデータ / Metadata
- 書名よみ
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チュウサイ ボツゴ
- 書誌情報
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([製作地不明] : [澁江保], [1---]) 1冊 ; 23cm 注記: 書名は題簽による ; 写本 ; 和装. 袋綴じ
- 請求記号
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鴎H20:514
- 画像
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全頁
- 内容記述
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渋江保筆の原稿を鴎外が1冊に綴じた本。題名は鴎外自筆の題簽により、内題として渋江保自筆で「抽斎歿後の渋江家と保 附五百」とある。数章に段別されており、逐次的に鴎外のもとに送られたと考えられる。 鴎外が史伝『渋江抽斎』を書くため、抽斎の息子保に、父についての回想録を依頼し(大正5年(1916)3月6日付渋江保宛書簡)、それに応じて保が書いた原稿である。内容は抽斎没後の渋江家の人々に関する回想が中心で、生前の抽斎、その妻五百らについての挿話も含まれている。『渋江抽斎』中の多くの記述に、本書に拠った箇所がある。(出)
関連作品: 『渋江抽斎』(全集16巻) http://www.aozora.gr.jp/cards/000129/card2058.html
参考文献: 一戸務「鴎外作「渋江抽斎」の資料」(『文学』1巻5号,1933年8月)
参考文献: 小泉浩一郎「『渋江抽斎』論−出典と作品−」(『言語と文芸』47号,1966年7月)
参考文献: 山崎一頴『森鴎外・史伝小説研究』桜楓社,1982年
翻刻: 松本明知『森鴎外「渋江抽斎」基礎資料』日本医史学会,1988年
翻刻: 板垣公一「翻刻資料『抽斎歿後』−『抽斎歿後 単』渋江保(抽斎歿後の渋江家と保 附五百)−」(『名城商学』47巻別冊,1998年2月)
- 区分
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和書
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