近世名家小品文鈔(キンセイ メイカ ショウヒン ブンショウ) / 土屋榮編.

画像のダウンロードファイルサイズが大きくなる場合がありますのでご注意ください。ダウンロードがうまく実行されない場合には、こちらのダウンローダをご利用ください(但しWindowsのみに対応)。   
メタデータのエクスポート   json-ld       rdf/xml       turtle       n-triples   
メタデータ / Metadata
書名よみ
キンセイ メイカ ショウヒン ブンショウ

書誌情報
東京 : 土屋榮 東京 : 篠崎才助(発売), 1877.8 3冊 ; 23cm -- 上;中;下 注記: 川田甕江閲 ; 醉香書屋藏版 ; 木版 ; 和装. 袋綴じ

請求記号
鴎E44:384

画像
書入頁

内容記述
近世末期の漢詩文アンソロジー。「序」、「論著」、「題跋」、「贊銘」、「雑著」など12項目にわたって各家の文章を収める。 鴎外の墨筆書入は少なくとも二度にわたって行われていることが川北温山「送松本実甫」の部分に明らかであり、さらに朱筆による書き入れも存在する。先の筆はやや粗い筆跡で、「可愛」、「使読者絶倒」など初学者の感想めいたものが多い。後筆にあたる部分では斎藤拙堂「拙堂文話」などをもとに本文の記事を補筆し、また各分類項目の末尾に自らの選んだ詩文を挿入している。下巻には朱筆による圏点・読点、さらに頼山陽の川北温山評がある。何度か繰り返して読まれた形跡のある本書には、鴎外の読書行動が変化して行くさまを窺うことができよう。(多)

区分
和書