Die Zukunft Deutschlands / von Johannes Flach

画像のダウンロードファイルサイズが大きくなる場合がありますのでご注意ください。ダウンロードがうまく実行されない場合には、こちらのダウンローダをご利用ください(但しWindowsのみに対応)。   
メタデータのエクスポート   json-ld       rdf/xml       turtle       n-triples   
メタデータ / Metadata
書名よみ
Die Zukunft Deutschlands / von Johannes Flach

書誌情報
Leipzig : Reissner, 1888. 56 p. ; 22 cm

請求記号
鴎B400:145

画像
書入頁

内容記述
ヨハネス・ルイス・モーリッツ・フラハ『ドイツの将来』。 ホフマン(K.A.J.Hoffmann)、ボレリウス(J.J.Borelius)、フラハ(J.L.M.Flach)、ペッツル(J.v.Pözl)の著述が1冊に綴じられた本で、遊紙に「目次」を墨書され、それぞれに「理法」(ホフマン)、「独仏新哲学」(ボレリウス)、「独逸未来記」(フラハ)、「拝焉集会條例」(ペッツル)の邦訳題が付される。 フラハは6世紀のギリシャ語人名辞典の復刻等で知られる古典学者で、本書は現代ドイツ社会・政治に関する評論である。ドイツの排外主義的傾向について論じており、特に排外主義とドイツ語浄化運動を進めるドイツ国語協会(1885年設立)の関係に一章を割いている。鴎外はこの章に下線を多く引いており、その関心が窺える。また鴎外は同じ著者による当時のドイツの大学制度に関する著作『現代ドイツの教授』(Der deutsche Professor der Gegenwart、鴎K900:10)も熟読している。 なお、書誌情報がないため、ヨーゼフ・フォン・ペッツルの著書も画像中では一つに収められている。ペッツルはバイエルンの大学教授(憲法学、行政法)、政治家で、ここに綴じられているのは「集会および結社法」(1850年2月26日制定)および「法的秩序維持のための武力介入法」(1851年5月4日制定)の二法律に関する解説であり、鴎外が別の本(書誌情報不明)を分解し、その一部を綴じ直したものと思われる。(河・山)

区分
洋書