俳諧古今抄, 3巻(ハイカイ コキンショウ) / 蓮二房[撰].

画像のダウンロードファイルサイズが大きくなる場合がありますのでご注意ください。ダウンロードがうまく実行されない場合には、こちらのダウンローダをご利用ください(但しWindowsのみに対応)。   
メタデータのエクスポート   json-ld       rdf/xml       turtle       n-triples   
メタデータ / Metadata
書名よみ
ハイカイ コキンショウ

書誌情報
京 [京都] : 野田治兵衛, 享保15 [1730] 跋 5冊 ; 23cm -- 上 再撰貞享式 日之1 - 下 新製東花式 星之5 注記: 版心題: 古今抄 和装 袋綴 四周単辺(18.9 X 13.3cm)無界10行

請求記号
鴎E32:1724

画像
書入頁

内容記述
元禄期、芭蕉門下の俳人、各務支考の著作。支考が自身の遺弟を装い、芭蕉・支考(自身)の式目に注解を附したもので、実質は支考の俳論となっている。連歌の式や貞徳の俳諧式目に対し、蕉風の法則を立てようとしたものであり、支考が晩年に到達した俳諧観・式目観を総括したものである。 本書には、本文の内容の簡易なメモの他、ドイツ語、英語によって一語で感想を表した(unsinn、nonsenseなど)、墨、朱、青による書入れが見られ、欧文のものは鴎外の筆と推測出来るが、全てを鴎外の筆と断定することはできない。 鴎外文庫には、各務支考の著作は他に、『俳諧十論』(鴎E32:151)、『本朝文鑑』(鴎E32:137)、『蕉門十哲集』(鴎E32:131)、『支考全集』(鴎E32:3)があり、鴎外の関心の所在を探ることができる。(渋)
参考文献: 『俳諧註釈集』下巻(佐々醒雪・巌谷小波校訂『俳諧叢書』第2編,博文社,1913年)

区分
和書