金銀銅價考(キン ギン ドウカ コウ) . [写本]
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メタデータ / Metadata
- 書名よみ
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キン ギン ドウカ コウ
- 書誌情報
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([製作地不明] : [森鴎外], [1921]) 2冊 ; 21cm 注記: 写本 ; 下の巻末に「西村兼文本朝物價表七卷大正十年九月二十二日對校了」とあり
- 請求記号
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鴎N50:79
- 画像
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全頁
- 内容記述
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顕宗天皇2年(486)から明治6年(1873)までの、金銀銅価の交換比率や、米価への換算を年ごとに記したノート。上下2冊ともに鴎外の筆による。 下巻末の「西村兼文本朝物価表七巻大正十年九月二十二日対校了」という識語から、本資料の成立は大正10年(1921)9月以前ということ、また校訂の際には西村兼文「本朝物価表」を参照したことがわかる。この「本朝物価表」を翻刻した『日本産業資料大系』第8巻には、「宮内省文庫所蔵の西村兼文氏の自筆と称せられる原本に拠つた」とあることから、鴎外もこの自筆本を参照したのではないかと考えられる。ただし、この資料は一部の補足に使用されただけであり、他にどのような資料を用いて本資料が製作されたかは定かではない。 鴎外の貨幣経済史への関心を示すもので、鴎外文庫には他に、中村不折編『古文六十泉』(鴎N50:83、本データベースに収録)、南部助之丞『米相場考』(鴎N50:80)など、古銭や貨幣相場、米相場等に関する資料が複数所蔵されている。(渋)
参考文献: 『鴎外全集』第14巻,岩波書店,1953年
参考文献: 『日本産業資料大系』第8巻,中外商業新報社,1927年
翻刻: 『金銀銅價考』(全集20巻)
- 区分
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和書
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