書名よみ

ヤマト ホンゾウ

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書誌情報

皇都 [京都] : 永田調兵衛, 寶暦11 [1761] 9冊 ; 22.3×15.8cm -- 卷之1-2 - 附録卷之1-2 注記: 題簽の書名: 大和本草新校正(「新校正」は小字書き) ; 見返しの書名: 大和本草新校正並附録諸品圖 ; 敘, 凡例の書名: 大和本草 ; 自序, 目録の書名: 大倭本艸 ; 「國書總目録」の別書名: 大和本草綱目 ; 見返しに「平安 伏照軒藏」とあり ; 卷之15-16の巻末に「寳永六己丑歳 仲秋吉祥日 皇都書林 永田調兵衛」とあり ; 刊記に「正徳五乙未歳正月吉祥日 寶暦十一年辛巳孟秋 新校正 皇都書肆 永田調兵衛藏板」とあり ; 卷之2に補本あり ; 卷之6末に諸品圖第25-54丁, 卷之8末に諸品圖第1-24丁, 卷之13末に諸品圖第66-74丁, 卷之14末に諸品圖第75-84丁, 卷之15末に諸品圖第55-65丁を付す ; 四周単辺無界10行, 白口単魚尾, 内匡廓: 18.3×14.0cm ; 印記: 「森文庫」「三河山中御宮文庫」「鷗外藏書」 ; 頭注あり ; 挿絵(彩色)あり ; 書入れ, 虫損(一部裏打ち補修)あり

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請求記号

鴎T81:45

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画像

書入頁の一部(文字書入のみ)

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内容記述

貝原益軒著。本書は「新校正」とある宝暦11年(1761)版である。『本草綱目』の分類に準拠しながらも独自の観察と見解に基づき内外の動植物について誌した百科事典的な書。江戸の博物・名物・物産学の嚆矢とされ後世への影響が大きい。 「森文庫」の印記と「森林太郎」および「東京大学医学部」の後識語があり、医学生時代に入手したものと考えられる。書入れは全般にわたっている。内容からみて少年時のものも多いが、一方「落花生」の項に赤ペンで「明治十二三年ノ頃ハ此菓ヲ嗜ム者多ク南京豆ト称テ東京ノ町々ヲ鬻アリキ又店ヲ開キテ売ルモアリ処々ニ植テ之ヲ作レリ」と記すなど、後年のものと思われる回顧的な書入れも見られる。鴎外は比較的長期にわたって本書を事典的に活用し、折りにふれて雑多なメモを書入れていったものと推測される。(梅)

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区分

和書

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