安政箇勞痢流行記(アンセイ コロリ リュウコウキ) / 金屯道人[著].

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メタデータ / Metadata
書名よみ
アンセイ コロリ リュウコウキ

書誌情報
[江戸] : 天壽堂, 安政5.9[1858][刊] 24丁 : 挿図 ; 25cm 注記: 序の書名: 轉寢の遊目 ; 題簽の書名: 安政午秋頃痢流行記 ; 四周単辺無界 ; 多色刷り ; 森鴎外の書き入れあり

請求記号
鴎A00:6578

画像
書入頁

内容記述
金屯道人(仮名垣魯文)著。安政のコレラ流行の際に、民間で数多く発行された啓蒙的な養生書のうちの代表的なものである。『転寝の夢』(幕末に西洋医学の伝習を行ったポムペ・ファン・メールドルフォールトによるコレラの対策法を記した本)をそのまま収録している。 巻末に「安政虎列刺之行其事多不伝今僅獲此一書可以少考矣明治十二年牽舟居士」という書入れがあり、鴎外による入手が医学部本科2年時であったこと、明治10年代、既に入手困難な本であったことがわかる。論文『Beriberi und Cholera in Japan』(日本における脚気とコレラ)内で、当時江戸で刊行されていたパンフレットとして、注に挙げられている。(山)
関連作品: 『Beriberi und Cholera in Japan』(全集28巻)
参考文献: 小堀桂一郎『若き日の森鴎外』東京大学出版会,1969年

区分
和書