Studien zur Culturgeschichte / von Karl Rosenkranz.
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メタデータ / Metadata
- 書名よみ
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Studien zur Culturgeschichte / von Karl Rosenkranz.
- 書誌情報
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Leipzig : Koschny, 1875. xv, 548 p. ; 21 cm. -- (Neue Studien / von Karl Rosenkranz ; Bd. 1)
- 請求記号
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鴎A100:1668
- 画像
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書入頁
- 内容記述
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カール・ローゼンクランツ『新しい研究』。 著者はヘーゲル派の哲学者・文化史家であり、本書は文化史の観点から西洋人の一般的な東洋人観を示した論文集。ミュンヘン時代には既に入手していたらしい。鴎外は、第1巻所収『日本及び日本人』(Japan und die Japaner)を、ナウマン(E.Naumann)への反論文『Japan und die Japaner』 (日本及び日本人)において、ドイツ語で書かれた日本に関する学問的記述として、十分に傾聴に値するもののひとつである、と評している。他にも、同論文の、鎖国時代の日本をフィヒテ(J.Fichte)の「閉鎖商業論」の観点から一種の理想国家であると論じた箇所を引用して賛同を示し、西洋列強の清国への悪辣な侵略手段を批判した文言を用いて、ナウマンを皮肉っている。(山)
- 区分
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洋書
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