資料の解説

総合図書館と情報基盤センターは、2000年に「電子版貴重書コレクション」を公開し、主に総合図書館で所蔵する貴重な資料のデジタル化及び試験公開を行ってきました。このサイトでは、「電子版貴重書コレクション」で公開していた「キリシタン写本」の画像をリニューアル公開しています。

総合図書館で所蔵するキリシタン写本は、1922(大正11)年に大阪府茨木市千提寺地区で発見されたキリシタン版の写本「ぎやどぺかどる」および「ドチリナ・キリシタン」で、「ぎやどぺかどる」はキリスト教の修徳書で、慶長4年(1599)刊国字本の書写本、「ドチリナ・キリシタン」は、キリシタン時代の「公教要理」にあたるもので、1591年刊国字本の書写本とされています。