牛痘發蒙
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メタデータ / Metadata
- 資料名(ヨミ)
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ギュウトウハツモウ
Giyuutouhatsumou
- コレクション名
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古典籍コレクション [医学図書館]
- 言語
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日本語
- 編著者
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桑田立斎
- 刊行年、書写年等
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嘉永2年
- 形態
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1冊 26cm
- 内容記述
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請求記号: HR:51
資料解説: 著者の桑田立斎(和、1811-1868)は、江戸・深川の町医者で、幼科(現在の小児科)に長けていた。人痘種痘をおこなっていた先代のあとを継ぎ、数万の童子に、牛痘の種痘をおこなった。安政4(1857)年には、幕命をおびて蝦夷地にわたり、アイヌの民にも種痘をほどこしている。この「牛痘發蒙」は、世人に対して、牛痘への誤った見方を正し、種痘の効果を説くために編まれた啓蒙書で、とくに扉絵は有名。牛痘菩薩が、牛に疱瘡を踏みつけさせ、童子に救いの手をさしのべている様が描かれている。立斎は、こうした図像を描いた一枚刷りも世に配布し、牛痘種痘の普及につとめた。本学医学部は、安政5(1858)年設立の「お玉が池種痘所」に端を発しているが、著者の桑田立斎は、同種痘所設立のために拠金した83名の蘭方医のうちのひとりである。その意味でも、立斎の代表的著書である本書が、本館に収蔵されている意義は大きい
刊年2: 1849
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